こんにちわ、VIGETET アシスタントのルミです。
今日は「写メ日記用の撮影、なんか思ったのと違う…」ってならないための、とっても大事な話をしようと思います。
実はVIGETETにいただく撮影のご依頼で、**一番多い“現場トラブル”が「部屋の雰囲気と要望のギャップ」**なんです。
Yuki
「えっ、そんなに部屋って関係あるの!?」
Rumi
「あるのよ…もう、仕上がりの”9割”くらい関係あるって言ってもいいくらい」
たとえば、
「白っぽくてふんわりした雰囲気で撮ってほしい」って言われて行ってみたら、
部屋は木目調・黄ばんだ壁紙・全体茶色の“昭和感”MAXホテル──
なんてこともよくあります。
この場合、いくら撮影を頑張っても“理想のイメージ”にはなりません。
それなら、その部屋に合った魅せ方に切り替えた方が、よっぽど素敵な写真になるんです。
今回はそんな“撮影場所”と“仕上がり”の関係について、
札幌で写メ日記用の撮影を考えている方に向けて、わかりやすくお話ししていきますね。
写メ日記の“印象”は、実は「部屋」で決まることが多い
写メ日記って、毎日チェックしてくれるお客様も多いし、
パネルよりもSNSよりも、「その人のリアルな雰囲気」が伝わる場所ですよね。
で、実はその“雰囲気”を一番左右してるのが、部屋の空気感だったりします。
Yuki
「ってことは、写メ日記って“部屋の顔面偏差値”で決まるってこと!?」
Rumi
「……言い方アレだけど、まぁ…それ、けっこう近いかも」
写真に映り込むのは自分だけじゃありません。
背景、ベッド、壁紙、窓の光…全部ひっくるめて**“その一枚の空気”**になる。
だから──
- どれだけ可愛くても、後ろが生活感まる出しだと印象がブレる
- 色白に見せたいのに、照明が黄色すぎて肌がくすんで見える
- 清潔感を出したいのに、部屋が暗い&壁が濃色で重たく見える
こういうの、実はめちゃくちゃ多いんです。
だからこそ、
「写メ日記の印象を上げたい」と思ったら、まず“どんな部屋で撮るか”を考えるのが大事。
このあと、よくあるギャップ事例と対策をご紹介していきますね。
ありがち!イメージと部屋のギャップあるある
Yuki
「写メ日記で“ふんわり系女子”になりたいけど、部屋が茶色すぎる問題…」
Rumi
「あるある。部屋の雰囲気って、マジで写真全体に引きずられるからね」
お客様からいただくご要望には、こんなイメージが多いです👇
- 白っぽくてふんわり
- パステル系で肌が明るく見える
- 清潔感あるナチュラルな雰囲気
- 女の子らしい優しいトーン
- SNSでも使えるオシャレな印象
でも、当日行ってみると…?
🪵よくあるギャップ例:
- 白っぽくしたいのに…
→ 壁が木目&ベッド・家具も全部茶色。全体が“シック寄り”で重たく見える - 透明感を出したいのに…
→ 窓がなく、間接照明だけで部屋全体がオレンジ寄りに。肌が黄ぐすみすることも - ナチュラルな印象にしたいのに…
→ ベッド背面の派手な装飾や照明が主張して、“夜のお城”感が出てしまう
Yuki
「わかる!ホテルの壁、時々ラメ入っててピカピカしてるよね…」
Rumi
「うん、オシャレっぽいけど“写真に写すと強すぎる”こともあるのよ」
とくに札幌・北海道エリアのホテルは、関東のように“撮影映え”を意識して内装を整えている場所が少ないのも特徴です。
バブル期に建てられたようなホテルが多く、
壁紙・家具・照明すべてが「いかにもラブホテル!」という雰囲気のものも多め。
こうしたお部屋は、ふんわり・清楚・透明感といった方向性とは真逆の印象になりやすいため、
事前に「イメージと場所が合ってるか」を考えることが、すごく大切なんです。
それでも、VIGETETは全力で対応しますが…
「うわ、思ってた雰囲気と部屋が違った…」
そんなときも、もちろん撮影自体がダメになるわけではありません。
VIGETETでは、これまでにさまざまな撮影環境での“現場対応”を積み重ねてきました。
だからこそ、当日その場で判断して、
- カメラマンが持参する照明機材の工夫で明るさを整える
- アングルや構図を変えて背景の影響を最小限に
- あえて要望とは“逆の雰囲気”に振り切る提案をして、環境を活かした違う魅せ方に切り替える
…など、限られた条件の中でベストを引き出す撮影を行っています。
ただ、それでも「100%イメージどおり」にはできない場合もあるのが現実です。
たとえば──
「ふんわり明るい雰囲気にしたい」と希望されていても、
実際の部屋が茶色基調で間接照明だけの空間だった場合、
照明を複数追加して明るく“見せる”ことはできても、
色味や空気感まで“ふんわり系”にするのは難しいことも。
さらに、
☀️ 「太陽光が差し込んでいるからこそ出せる、自然なやわらかいトーン」
🔭 「部屋が広いからこそ可能な、少し引いた距離から中望遠レンズで撮る美脚ラインの見せ方」
といった、特定の環境でしか実現できない撮影スタイルもあります。
Yuki
「じゃあ、あとでレタッチでそれっぽくしちゃえばいいんじゃ…?」
Rumi
「ふふ、実はそれもよく言われるのよ。でもね、レタッチって魔法じゃないの」
もちろん、レタッチで明るさや色味の補正は可能です。
でも、“写ってない部分を作る”ことはできないんです。
レタッチは「元の素材」があってこそ活きるもの。
だからこそ、「素材の時点で可能な限りイメージに近づける準備=部屋選び」が大事なんです。
じゃあどうすればいい?理想の仕上がりに近づけるコツ
Yuki
「でもさ、理想の写りに近づけるにはどうすればいいの?」
Rumi
「うん、実は“部屋選びのちょっとしたコツ”を押さえるだけで、撮影の仕上がりはかなり変わるのよ」
✅ 1. 壁紙やカーテンの色に注目!
ふんわり系や透明感を出したいなら、
白〜ベージュなどの淡色で柄が少ない壁紙がベスト。
カーテンも暗色だと光を吸ってしまうので、明るい色味 or レースカーテンの部屋が理想的です。
✅ 2. 自然光が入る部屋を選ぼう!
太陽光が入る部屋だと、
**“肌が綺麗に見える”“柔らかく見える”**など、写真全体の印象が一段アップします。
午前〜昼間の撮影を希望する場合は、
**「窓があるか」「カーテンを開けられるか」**などもチェックしておくと◎
とくに写メ日記撮影はベッド周りを使用することが多いので、“ベッド際に大きな窓があるお部屋”を選ぶのがマスト!
✅ 3. “部屋の広さ”=撮り方の選択肢
距離を取って撮影できると、
中望遠レンズで“パーツが自然に美しく見える”構図も可能になります。
狭い部屋だと画角が限られ、どうしても全身撮影が窮屈になりがちなので、
4m以上の奥行きがあると理想的です。
✅ 4. 写真に写る部分だけでも“整える意識”を
ホテルによっては家具がゴチャついていたり、
ベッド周りが無機質でちょっと味気ない印象になってしまうこともあります。
そんなときは、写る範囲だけでも整える意識を持つだけで、仕上がりがガラッと変わります。
たとえば──
🧸 ナチュラルで女の子らしい雰囲気にしたいときは、
白い枕や掛け布団の上に、
カラフルな枕カバー・クッション・ファブリック系の小物をワンポイントで入れるだけでも印象がやわらかくなります。
🖤 逆に、「一夜限り」「危うい関係性」みたいなセクシー系・大人系の演出をしたいときは、
あえてホテルらしさをそのまま使うのも効果的です。
Rumi
「つまり、“何を活かすか”をイメージに合わせて調整するってことね」
どんな方向性にするかによって、
“整える”のか“活かす”のかを決めるのが、上級者の使い方です◎
✅ 5. 予約前に「この雰囲気で撮りたい」と相談できると安心
撮影のご予約を確定させる前に、
**「こういう雰囲気にしたいけど、どんな部屋が良いですか?」**と相談していただければ、
こちらから具体的なアドバイスも可能です!
Yuki
「えっ、それ先に聞けばよかったやつ…!」
Rumi
「うん、遠慮せずに聞いてね。イメージに合った仕上がりを一緒に作るために、こっちも全力出せるから」
じゃあ実際、札幌でおすすめのホテルってどこ?
「雰囲気って大事なのはわかったけど、じゃあ実際どこのホテルがいいの?」
そんな声にお応えして、撮影での実績や相性の良さから、目的別におすすめホテルをまとめました。
※あくまで撮影目的での主観による評価なので、予約時には最新情報をご確認ください。
ふんわりした女の子らしい写りが良いなら?
- ウォーターホテルK(中央区)
905・906号室は、大きな窓から太陽光がたっぷり入る理想的な撮影環境。特にベッドまわりの光が綺麗です。 - ヴィーナスコート(豊平区)
上位のお部屋は、メインルームがほぼ全面窓!お風呂場にも窓があり、太陽光×水気の演出も可能です。 - HOTEL LA GRACE(厚別区)
202・206・207号室などは、ガーリーな家具と柔らかい色味の内装が魅力。ベッド横に窓があるのも好印象。
S感のあるセクシーな写りが良いなら?
- Rima Chocolat(すすきの)
黒基調のシンプルな内装で、写り込みも少なめ。506号室はゴシック系家具が映えるのでコスプレ撮影にも◎。 - HOTEL Pharaoh’s(大通り)
名前の通りエジプト風の個性派ホテル。天蓋ベッドのある部屋もあり、“魅せる構成”に向いてます。 - ススキノラヴホテル1(すすきの)
171・172号室などは2階建て構造。簡易的な螺旋階段のある空間で、唯一無二のシーンが撮れます。
癖のない・無難な写りで仕上げたいなら?
- C-HOTEL affetto(すすきの)
安定の人気ホテル。405・406・410号室などは白基調で撮りやすく、レタッチ耐性も高め。ただし部屋選びを間違うと色味が強すぎることもあるので注意。 - Blue Hotel Sju(:)pri:m(すすきの)
601号室などは家具も壁も白で統一。写メ日記・パネル写真のベースに使いやすいですが、自然光はほとんど入らないので“ふんわり感”は期待できません。
一風変わったユニークな写りを狙うなら?
- HOTEL es’(中央区)
札幌では珍しい“プール付き”ホテル。701号室は日中は太陽光でふんわり、夜はナイトプール風にもアレンジ可。 - HOTEL Luna-Coast(小樽市)
上位ランクの部屋はオーシャンビュー+お洒落なインテリア。被写体を“映え”で引き立てたいなら最強の一手。
注意点まとめ
- 「休憩」や「サービスタイム」での利用時は、部屋の指定ができない/選べないので当日早めの確保を!
- 「○○号室が希望」といった場合は、事前に電話確認で確保できるか確認を!
- 万が一、暗めの部屋だった場合も、撮影側で機材や照明である程度対応はしますが、元の雰囲気を180度変えるのは難しいです。
→ やっぱり、最初の部屋選びが一番大事!
まとめ|“写り”は場所から始まってる。だから、ちゃんと部屋も選ぼう
Yuki
「正直、部屋ってそんなに関係あると思ってなかったかも…」
Rumi
「うん。でも実際は、“写りの半分は場所で決まる”くらい、影響が大きいのよ」
写真って、カメラの性能や撮り方ももちろん大事だけど、
「どこで撮るか」=“素材”の部分が仕上がりを大きく左右します。
特に写メ日記のように日常感が求められる写真では、
背景・光・部屋の雰囲気がそのまま「あなたの印象」に繋がってしまいます。
イメージに合わせて、部屋の選び方を変えるだけでも、仕上がりは大きく変わります👇
- 🧁 ふんわりした女の子らしい雰囲気にしたいなら
→ 大きな窓から太陽光が入るお部屋! - 🕊️ 透明感のある“お姉さん感”を出したいなら
→ 白系でスッキリした、シンプルな内装の部屋がおすすめ - 🌃 危険な香りがするセクシーな雰囲気にしたいなら
→ 夜のホテルらしさを活かして、間接照明だけの“生々しい”演出も◎
だからこそ、撮影当日を迎える前に少しだけ──
- 「自分の希望するイメージと部屋、合ってるかな?」
- 「このホテル、SNSやパネルでもよく使われてるかな?」
- 「どんな雰囲気にしたいか、事前に相談してみようかな」
…そんな視点を持ってもらえたら、
より“自分が納得できる1枚”に近づけると思います。
Yuki
「よし、今度撮るときはカラフルなクッション持ってこ!」
Rumi
「それ、すごく良い選択かも。楽しみにしてるね」
💬 代表・楓の小言コーナー
へいどうも、代表の楓です。珍しくブログに出現してみます。
ここまで長々と部屋選びの重要性についてスタッフちゃんに書いてもらいましたが、ぶっちゃけ「目的の部屋を取れない」こともあるじゃん?
札幌のラブホテルって予約とかできないところが多いし、当日早めに行って確保できなかったらもう萎えちまうよね。
うちに撮影依頼をくれる個人の子の多くが、事前のディレクションシートの段階では
「白くて柔らかい感じ!普段皆パネルを撮ってもらってるヘ○ンみたいな!」
…みたいな要望をくれるんだけど、実際当日現地に行ってみたら、全然違うタイプの部屋ってことがほんと多いのね。
そんな時は、無理くり要望に当てはめるのは一旦やめて
「こんなんもどう?」って感じで、目の前の環境を活かした提案をすることが多いです。
で、それが意外とハマって、周りと被らない惹きつける写真になって、
「ランキングも伸びました!」「鳴るようになった!」って子も多いんよ。
だからもし予定通りの場所じゃなかったとしても、
“自分のブランディング”に合わせた最良の撮影になるように、一緒に考えていきましょ。
もし明確に方向性が固まってるなら、事前予約できるホテルを選ぶとか、
露出が少なければレンタルスタジオを使うとか、別の手段もあります。
そのへんも含めて、都度相談してくれれば大丈夫。
そんじゃ、またいずれ出没します。じゃあの。
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